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ファイト・クラブのtagomagoのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
5.0
私にとって特別な一本。中学生の時に見てこんな映画もありなのかと衝撃を受けた。

殴られながらも奇声を上げて笑うブラピ。タイラーのカリスマ性を持ってしたら確かにあらゆるモノを放り出してついていってしまうような魅力がある。それに喰われまいとするエドワード・ノートン。2人のキャリアハイといっても過言ではない。男でも惚れること間違いなし。

消費することに飼い慣らされた奴隷のような私たちに警鐘を鳴らす映画である。この90年代後半に生きた人たちの終末観、ノストラダムスの大予言などを考えればこの映画が作られたことは必然だったと感じる。狂気に満ちた作品だけどもなぜか爽快さもあり元気が出る笑

吹替版も素晴らしい。
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