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ファイト・クラブのmomohideのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.4
「違う時間に違う場所で目を覚ましたら、僕は違う人間になれるだろうか?」


日々の生活に充足出来ない貧弱男のもやしっ子代表主人公(エドワードノートン)が自分に無いものを全て持っているワイルド系男子のタイラー(ブラピ)に出会い意気投合、あれよあれよと秘密の地下喧嘩場、ファイトクラブを設立するが…?



出来るだけネタバレなしで書きますネ。



自己破壊映画。
ファイトクラブですから暴力的なシーンはありますが暴力映画として捉えるのは早とちり。
ただの暴力映画だったらここまで評価されるわけがない。


彼らは痛みを受けることによって生を感じ取る。
「殴らせろ」ではなくて「殴ってくれ」と言ったタイラーの台詞がそれを物語っている。
ブラピ筋肉隆々で本当にカッコいい、坊主も似合う。



彼らの目的は多分
「既存の自分を一度壊して理想の自分を作り上げる」
だからやろうとしてることは案外普通なんだよ。
只、やり方がヤンチャ過ぎる笑
わたしゃ殴るのも殴られるのも嫌ですね。
あとハンドルは是非握って下さい、危ないんでお願いします(΄◉◞౪◟◉`)



何はともあれ最高の映画でした。
ラストシーンは最後のサブリミナルも含めてほんと好き。
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