「違う時間に違う場所で目を覚ましたら、僕は違う人間になれるだろうか?」
日々の生活に充足出来ない貧弱男のもやしっ子代表主人公(エドワードノートン)が自分に無いものを全て持っているワイルド系男子のタイラー(ブラピ)に出会い意気投合、あれよあれよと秘密の地下喧嘩場、ファイトクラブを設立するが…?
出来るだけネタバレなしで書きますネ。
自己破壊映画。
ファイトクラブですから暴力的なシーンはありますが暴力映画として捉えるのは早とちり。
ただの暴力映画だったらここまで評価されるわけがない。
彼らは痛みを受けることによって生を感じ取る。
「殴らせろ」ではなくて「殴ってくれ」と言ったタイラーの台詞がそれを物語っている。
ブラピ筋肉隆々で本当にカッコいい、坊主も似合う。
彼らの目的は多分
「既存の自分を一度壊して理想の自分を作り上げる」
だからやろうとしてることは案外普通なんだよ。
只、やり方がヤンチャ過ぎる笑
わたしゃ殴るのも殴られるのも嫌ですね。
あとハンドルは是非握って下さい、危ないんでお願いします(΄◉◞౪◟◉`)
何はともあれ最高の映画でした。
ラストシーンは最後のサブリミナルも含めてほんと好き。