トランスマスター

悪人のトランスマスターのレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
2.0
出会い系サイトで知りあった男女のトラブルにより殺人に発展した事件を長崎・福岡・佐賀を舞台に加害者・被害者・捜査機関またそれに関わる人の群像劇です。ホリエモンの獄中記の書評でこの映画が書かれていて視聴。

◆良い点/注目ポイント
・この間まで福岡県の久留米に住んでいたので、久留米弁や佐賀弁が懐かしい。(妻夫木聡も福岡出身なのも初めて知りました。)
・満島ひかり出演作品3連発(偶然)なのもすごいご縁です。

◆改善点
・妻夫木聡は無口なサイコパスではなく社会性のある巻き込まれの方が、役にあっているまたG-TRなどの値段の貼る車は久留米周辺や佐賀ではまず見かけない道を走る車の99%が軽自動車です。
・終盤のだらけ感が3次会の後の明け方のグダグダに似ていて爽やかではないです。
・ストーリーを通して男がクズ野郎しかいない点も感情移入できません。

◆総括
・タイトルも出演者も結構良さそうな雰囲気でしたが、私個人的には不完全燃焼というかけだるさが残る作品でした。おそらく鑑賞した時期が遅すぎたのかもしれません。