マッサージ屋2号店

神様のカルテのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

神様のカルテ(2011年製作の映画)
4.0
信州の中規模な病院に勤める内科医の栗原一止(櫻井翔)はおんぼろのアパートに妻の榛名(宮崎あおい)と暮らしている。
一止の病院は24時間患者に対応するも医師不足で上司の貫田(柄本明)らともども負担がかなりかかっている。
そんな時大学病院で治療を断られた末期ガン患者の安曇雪乃(加賀まりこ)がやってきて・・・。

劇場公開時以来、久しぶりの鑑賞です。

医療系作品としては地味めな展開。
でも医療現場での問題点などを映し出してます。
医師不足、患者に寄り添わない病院など。
ま、何が正解で不正解でもない話だとは思います。
大学病院で先端医療を研究するのも当然正解なわけですしね。

そんな医療の事とは他にアパートの住人達とのエピソードもなかなか感動します。
理想と現実の狭間でそれぞれの思うところってのは非常に理解出来る。
年齢重ねると妥協するもんだけど、それが諦めになるなってのはなかなか考えさせられるとこではある。

なんとなく再鑑賞しましたが、改めて見ても素敵な作品でした。