津軽系こけし

ランゴの津軽系こけしのレビュー・感想・評価

ランゴ(2011年製作の映画)
4.0
やっぱりでっかい蛇はかっこいい


俺が物語になることだ
ゴア・ヴァービンスキー×ジョニーデップのパイレーツコンビが手がける3Dアニメーション。内気なカメレオンの少年が、目眩く西部世界にて水をかけた陰謀に立ち向かう。

パイレーツ製作にて、周りの操り人形と化していたゴア・ヴァービンスキーが、「自分の力で作った」と豪語する作品。言葉通り3Dアニメーションとしてはよくできた作品に仕上がっている。特にジェイクの無双シーンは蛇クリーチャー好きの身からすれば、心躍るものがあった。
肝心の物語は、あまり好きではない。物語が転調に乗るたびに、なにがしかの悪いブレーキがかかるため乗るに乗り切れない。映像は良いし、愛嬌のあるキャラもいるだけに、それ以外がたいそう悪目立ちしている。

さながら、西部の精霊である。
“ある”人物の登場と、ジェイクの悪役っぷりを堪能する作品。全時代の崩壊というテーマを扱うには、少々器の小さい作品ではあるが、つまみ程度には上々である。