ハルアシュビー監督、ボイトの 戦争は終わったけれど
撮影ハスケルウエクスラー、監督ハルアシュビー。
アカデミー男優賞と女優賞ダブル受賞。
負傷帰還兵をボランティア介護をするジェーンフォンダ。
そこで出会うジェーンのクラスメイト、アンジェリーナジョリー父、ジョンボイト。
彼は怒れる下半身付随の身。
2人のアカデミー受賞演技は素晴らしいです。
戦争が終わっても彼らの傷は心に残ります。
彼らの帰郷は新たな戦いのはじまりに。
ハルアシュビーの優しい視点は、2人の次第に寄り添う絆に現れます。
しかし、こんなに傷ついてもジョンボイトのように立ち上がり叫ぶ気概はすんごぃ力強さをひしひし感じます。
ジェーンフォンダのプライベートは、映画のような社会政治活動家です。
そんな事も本作の演技に磨きがよりかかっているかと思います。
戦争は本当に嫌です。
二人の勇士から見える戦後の姿。
彼らのホームカミング(原題)は、はたして嬉しい心境なのでしょうか?
2009年4月15日 9時37分レビュー