龍馬

華麗なる殺人の龍馬のレビュー・感想・評価

華麗なる殺人(1965年製作の映画)
3.9
1965年、伊=仏合作

戦争や犯罪を抑止目的で、人間の闘争本能を満たすため「殺人ゲーム」が合法化された近未来(21世紀)を描いた映画です。

殺人ゲームのルールは、コンピューターによって自動的に「ハンター」と「標的」を選びだされ、

勝者には賞金が出て、10回勝ち抜くと100万ドルもらえるというゲームで「標的」が「ハンター」を殺してもいい。

「ハンター」に選ばれたのは、あと1回で100万ドルがもらえるはアメリカ人女性キャロリン、そして「標的」に選ばれたのは、現在7勝のイタリア人男性のマルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)。

あらゆる手口で相手を殺そうとする二人の頭脳戦が幕を切る。
2転、3転とし最後の最後まで勝者はわからない。

果たして勝者になるのは、どちらか?

アメリカ映画なら「バトルランナー」のような派手なアクションになり、日本映画なら「バトルロワイヤル」のような学生による殺し合いになるところ、

この作品は、伊=仏合作ということもあり伊映画のコメディタッチとフランス映画のスタイリッシュなところをMIXさせた
作品で音楽もシャレています。

この手の作品が好きな方や、新しい刺激を求めている人向けな作品です。
龍馬

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