ごろちん

希望の樹のごろちんのレビュー・感想・評価

希望の樹(1976年製作の映画)
4.5
咲き誇るケシの赤花、美しい白い馬、無垢な少女の笑顔のインパクトたるや。視覚から感じる美しさと、健やかな人間の内なる美しさがこの映画には溢れている。その美しさの価値を軽んじる村の者たちは、因習に固執し希望の芽を摘んでいることに気付いていない。グルジア人にとっての希望の樹とは何か、アブラゼ監督の母国への投げ掛け。

話とは全く関係無いけど、同僚の女性が自己紹介の時"明希"の"希"の漢字を聞かれ「樹木希林の"き"です」と答えて「どの"き"じゃい!」とつっこまれていたのをタイトル見て思い出しました。
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