安堵霊タラコフスキー

希望の樹の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

希望の樹(1976年製作の映画)
4.2
同じジョルジアの監督であるイオセリアーニの作品を見て、放置していたこの作品について思い出したけど、パラジャーノフやパゾリーニ的な不可解性がありつつも彼らとは趣を異にした牧歌的かつ土着的な雰囲気が実に印象的だった。

色鮮やかな冒頭に反しての終盤の暗さも中々に強烈で、序盤からは想像もつかない着地点だったから驚いたのを記憶している。(だからタイトルの「希望の樹」って何だよとつい思ってしまったのを覚えている)