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月光仮面のメッシのレビュー・感想・評価

月光仮面(1958年製作の映画)
3.5
新型爆弾開発を巡る国際スパイと謎の正義のヒーローの攻防。

とわりと高尚な問題提起がありそうなテーマだけど、散りばめられたエピソードは完全にトンデモ系のソレでそこが面白い!

ヒーローのハズなのにおじさんとピシャリと歌われてしまう月光仮面。

装いは股間が強調された白の全身タイツに戦闘中はずり下がるオモチャサングラスにバイク。完全に変態のそれだ。

毎回登場してもヒーローではなく変態にしか見えないから困る。2丁拳銃でスパイを殺しまくるし。

国際スパイという敵のドクロ軍団もガッカリするほど間が抜けていてヤバイ。見た目は早過ぎたスクリーム仮面なんだけど大勢で月光仮面の超貧弱なチョップやキックにあえなくやらせてしまう。情けない。

人間設定のハズのドクロ軍団総長ドクロ仮面が何故か口から火を噴いたところで映画は唐突に幕が切れる。

どうやら話は続編に持ち越しらしい。。。マジかよ!
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