つまらない/おもしろいって分ける映画ではなく、
これは誰もが見るべき映画なのでは。
実際に起きた巣鴨子供置き去り事件に、是枝監督が映画化。
今作は昔から知っていたけど、なかなか見る勇気がなかった。
彼らの置かれた状況を知らぬふりをしている周りの大人たち。
それだけで”誰も知らない”ことになる。
是枝監督らしい子供たちの自然な演技はまるでドキュメンタリーのよう。
だからこそ、これが実話であること、さらにこのような子供たちがまだまだたくさんいるのかと思うと本当に胸が苦しくなった。
あとから調べて知ったけど、次女の子に起きたことは実際はもっとひどいものだったんだね...
かなりずっしりくるけど、見てよかった。
母親役がYOUなのはずるいよね。
あのお年玉のシーンはやばいわ。
86本目 / 2018