KosukeGoto

気狂いピエロのKosukeGotoのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
4.5
逃亡、しかも軽快な。

いけない場所やしてはいけない事などない、あらゆる事物における境界は存在しないようだ。そのこととイメージの洪水はパラレルである。

彼らは何を考えているかわからない、なぜなら行動が突飛だから。自由とはこのことか。

ボンネットで人を殺したり、盗んだ車に乗って海へ突っ込んだり、砂に埋もれて寝たり、屋根に登って降りて海へ走っていったり、観客に話しかけたり、挙げ句の果てにダイナマイトを頭にくくりつけて吹き飛ばされる。

映画館を出た僕の足取りは軽い、どこへでもいけると思っているから。

P.S.イメージの洪水を補完するために
→https://www.youtube.com/watch?v=Zdkhf5r5fog&feature=share
→https://www.youtube.com/watch?v=TVvhJrrgfs0&feature=share
KosukeGoto

KosukeGoto