気狂いピエロの作品情報・感想・評価

「気狂いピエロ」に投稿された感想・評価

初めてのゴダール。映画好きはみんな観てるので私も観なきゃと思っていた作品をついに。思っていたより難解でもなく、でも普通じゃない異色感があって好き。構図、カメラワーク、演出、音楽の使い方など、あ、そうするんだ!と驚かされてばかりだった。本作を楽しめるかどうかは、人によってはっきり分かれると思うけど、自分は楽しめる側の人間でよかった。他の作品も観たい。
前半はいろいろ実験やってたけど、後半は普通にクライムしてた。
あかあおきいろで構成された、眼で見る詩!
悲劇的な喜劇
がく

がくの感想・評価

3.7
映画とは芸術であるとはよく言ったものですが、ゴダール作品はまさに芸術ですね。

映画の文法、ルールをかっぱらって、おもうがままに表現していますね。
絵画のカットバック(カットバックと言えるかわかりませんが)や、支離滅裂な詩的な台詞、時間軸をワンカット内で無茶苦茶にするなど・・・。

文脈がない文章をひたすら読んでいるような感覚に陥りました。

感じる映画ですね。
ただ、物語として成立しているという事実がすごいです。


ちなみに海ラストの地中海のシーンは溝口健二の山椒大夫のオマシージュカットですね。
こうやって見ると、モノクロで撮った溝口健二が、ゴダールに全く負けてないのがすごすぎます。
Tomoarch

Tomoarchの感想・評価

3.3
お洒落だけど難しくて退屈でした。
気狂いはピエロでなく海辺にいた男だろ
メモ
話そのものは割とわかりやすく、同監督の『勝手にしやがれ』にも通じるものがある(というか似ている)のだが、散りばめられた文学作品の引用やシュールな映像実験が一筋縄でいかない独特の雰囲気を生み出している。やはり名作。鑑賞後、しばらく遠のいていたランボー全詩集を読み直してみたくなった。
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