PANDADA

許されざる者のPANDADAのレビュー・感想・評価

許されざる者(1992年製作の映画)
2.0
1881年ワイオミング州ビッグ・ウィスキーの街。娼婦が客2人に顔を傷つけられる事件が起きた。娼婦達は厳罰を訴えるが、保安官の裁定は馬5頭を娼婦館の主人に譲る事で決着となる。裁定に不服の娼婦達は金を出し合い、犯人達に賞金を掛けることに。
かつては伝説的なアウトローとして知られたウィリアム・マーニーは結婚後悪事から足を洗っていたが、妻を亡くし、残された子供達と貧しく暮らしていたが、賞金の話を知らされ、再び銃を取ることにした、、、的なお話。

クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリス、フランシス・フィッシャーら名優達の共演は素晴らしいですね。

メリハリとテンポのしっかりした展開も良し。

西部劇なのに銃撃シーンは少なめですが、その方がリアルなのかも。

ただし、主役にまったく共感は出来ないですね。
ラストの展開とかちょっとヒドくないかと(笑)。
街に銃を持ち込むなという保安官の考えも間違っちゃいないと思うし、
殺人で金銭をゲットしようとか、
裁定に不服だから賞金をかけちゃうとか、
正直、理解に苦しみます。

だからこそのこのタイトルなのかなぁと思わないでもないですが、あまり心に響きませんでした。
PANDADA

PANDADA