なっちゃん

許されざる者のなっちゃんのレビュー・感想・評価

許されざる者(1992年製作の映画)
2.8
クリント・イーストウッド90歳のお誕生日おめでとう!ということで前々から見たいと思っていた許されざる者を鑑賞

娼館の女たちの連帯が物語のきっかけ、というのは当時かなり革新的なのでは
西部劇から見下され暗黙の中で排除されていた弱い存在を表舞台に引っ張りだしてきたのは価値ある功績だと思う
アメリカ出身高身長の白人男性が何を思ってこのモチーフ出してきたのか気になる。何があって…?

イーストウッドの最後の西部劇。イーストウッドの描く主人公はいつも清廉潔白なヒーローではなく手を汚して法の領域を侵し己の正義を下す。
イーストウッド映画の主人公は能天気じゃないところが好きです。めんどくさいぐらい悩んでるよねいつも

グラン・トリノでも描いたように若者を見捨てず希望を見出しているところもイーストウッドの尊敬できるところだなと今作で改めて感じた
ハリウッドでもかなり大きな地位があるのにな〜

までも見るのに気合いるし見たあとけっこう疲れるよねイーストウッドの映画
なっちゃん

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