許されざる者の作品情報・感想・評価

「許されざる者」に投稿された感想・評価

切ない終わり。正義と悪を考えさせてくれた。
mikenekos

mikenekosの感想・評価

3.3
若い頃は酒びたりで荒くれ者だった主人公が、ひょんなことから賞金首を追うために再び拳銃を握るというお話。ほとんどと言っていいほど観たことのない西部劇だけど、なんとなくイメージしていた通りの作品。覚悟を持つ人間にしか引き金は引けないと思わせるような演出が格好良かった。
AB

ABの感想・評価

3.9
男の世界
ん?こんな感じの作品だったけ?ってのが再見の感想…最後の正統派西部劇ってフレコミもあった気がする。それは的を得てるね。無難な勧善懲悪の話じゃないと思う。友人の死に止めていた酒に手を伸ばす所作はカッコイイなぁ~日本版のリメイクが製作中ですが、この作品の空気感は日本にピッタリでそちらの完成が楽しみだなぁ~

このレビューはネタバレを含みます

この頃(2012年くらいかな?)イーストウッド作品を順次観ていた頃で、満を辞しての「許されざる者」!って感じで視聴。
初めて観たときは、90年代版「奴らを高く吊るせ!」だなと思った記憶。


イーストウッドは自身、人殺し映画(と言ってしまうと語弊がありまくりだが)で有名になったのに、
何故ここまで人を殺したことの罪についての映画を取り続けるのだろうか。
彼は共和党の支持者(リバタリアンでもあるが)で、ライフルについても支持派なのに。
あれから4年経った今も、アメリカンスナイパーやグラン・トリノなどのこれ以後の作品を観ても、まだよく分かっていない。


昔、町山智浩さんがラジオで「共和党のマケイン上院議員は『リンカーンの頃の正しい共和党を取り戻したい』から自分は共和党に残るんだ」と言ったとラジオで言っていましたが(正直うろ覚え。間違った情報かもしれませんので、ご留意ください。尚、マケインさんは割りかし好戦的な方です)、
イーストウッドもそれに近い気持ちなのかもしれないとも思う。
つまり当たり前の正しさを追求しているのではないかということ。まぁ、結局は良くわかんないんですが笑


ひとまず、これはイーストウッドのそれまで歩んできたフィルモグラフィーの総決算といえる作品です。
逆に言えば、90年代以前の作品は、ここまでイーストウッドの主義主張は明確じゃなかった様に思う。その要素はあったんだけど、色々な物事の中に隠されていた。
ここでハッキリと明白になった作品のメッセージ性が、黄金期といえる00年代の名画を生む原動力になっている。

このレビューはネタバレを含みます

見所は何と言ってもクリントイーストウッドとモーガンフリーマンのスペシャル共演でしょう。

西部劇のような雰囲気でありつつも中身は権力で横暴を振るう保安官、大悪党と言われたが今は平穏に暮らすウィル、などなど勧善懲悪に少しひねりを加えた内容もさすが。
暴力的な死が放つ生の輝き。ヘミングウェイの描いた世界のようなシンプルで美しい死生観もそこにはあるように感じられました。

ウェスタンブーツの鳴らす音、馬の蹄の音、銃に弾を込める音。
現代ではあまり聞き馴染みのない無骨な音が個人的には好みでした。
あとネッドの実力見せてくれよ(笑)
西部劇らしさもすごく感じられるけど、ただの勧善懲悪にはなってないのが一番の味噌だと思った。
「死」とか「殺し」っていうものを扱うからには作り手も覚悟があるというのが伝わってくる。
それがあるからこそ、「死」とか「殺し」が感じられるシーンは息を呑んで釘付けになる。
観てる側もその覚悟を背負わされる。
派手な銃撃戦はなかったが、作中で人が殺されたシーンは全て忘れられないと思う。
いわい

いわいの感想・評価

3.0
古きよき西部劇
中身は覚えていない
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