kawaebi99

21グラムのkawaebi99のレビュー・感想・評価

21グラム(2003年製作の映画)
4.1
わずか21グラムの重み。これは誰に向けて制作された映画なのかわからない。愛の映画では無く、善悪を問う話でもなく、何かのメッセージを発している映画でも無いと感じた。ただただ21グラムの尊さを登場人物達それぞれの目線から描き続けた映画。バベルに似ているなぁと思ったら同じ脚本家だった。

出てくる男達は脇役までも含めて極悪人は一人もいない。生きることに戸惑っているだけの気の優しい男ばかり。それは収容所の端役の囚人に至るまで同じだった。 一方そのパートナーとなる女性たちはどうだったんだろう。彼女達も夫を愛する家族思いの良い妻達ばかり。

命の尊さに気付きそこに運命的なものを感じたり、神の判断を受け入れようとしたりと受動的なのが男なら、命や大切な家庭を守り通そうと積極的で能動的なのが女性。そんな印象を受けた。ズシンとくる映画。観ておいて良かった。


ショーン ペンは奥さんのどこが気に入らなかったんだ?
私はシャルロット ゲンズブールが大好き^^