“I didn’t actually kill anybody”
ドラッグとセックス三昧な毎日の7人
その中で仲間を暴力で支配していたいじめっ子ボビーをみんなで殺害しようと計画するが…という
実際に起こった”ボビーケント殺害事件”を基に作られたお話
サブカルチャーやティーンのリアルを描いた青春ジャンルでは根強い人気のラリークラーク監督
“KIDS”のセンスは堪らなく好きだったので迷わず鑑賞!
“マイフレンドフォーエバー”の美少年ブラッドレンフロ主演。
ヘロインの過剰摂取で25歳で亡くなったそう。父も薬物中毒者だったようで、子役から活躍した苦悩もあり壮絶な人生だったのかなぁ…お悔やみ申し上げます。
セックスしながらやLSDキメながら殺害計画練ってるから計画はめちゃくちゃ
怖気付いて中途半端に殺して、罪をなすりつけ合う仲間たち
わたしは殺してない!俺は運んだだけだ
俺だってちょっとナイフでつついただけだしまだ動いてたよな?!ていうか計画したのは誰??!
と、なんとも聞いてられない言い訳の数々
浅はかすぎて出る言葉もないのだけれど、それと同時に彼らの限界はこれなんだなぁと妙に納得したり。
あり得ないようだけど、実在した人物と事件なだけあってやけにリアリティがあって引き込まれました。
ブラッドレンフロ君鬼かっこいい。
もうそれだけでこの映画4.0超えに決まってる。
そして彼らのその後が分かるエンドロール。
ノンフィクション好きにはかなりオススメ!