うぐいす

婚前特急のうぐいすのレビュー・感想・評価

婚前特急(2011年製作の映画)
3.0
主人公のチエにも、最終的にパートナーとなるタナシにも、なかなか共感できるところがなくてどうしようかな、困ったな、という思いで観てしまいました。
言い方は古いけど「破れ鍋に綴じ蓋」ということでしょうか。
チエが冒頭で言った「時間は有限で、いろんな経験をしないと損」というのはわかるかな(そこからの5股は論理K点越えの飛躍だと思うけど。)
そして最後にタナシがやけくそで告げる「なんかわからないけど好き」が、実は最強説もわかるかな。
…うーん、そのくらいです。
共感とか置いておいて、イヤ、だめだろ、とちょいちょいツッコミ入れながら笑っとくのがいいスタイルなのかな♪

加瀬亮さん出演作品でピックアップ。
なので、私目線では、×がついててお子さんがいても、加瀬さんのニシオ以外、選択肢ない観方になってしまいました。
地に足付けなきゃならないオトナの少し引いてて温度低い感じが、周りとのギャップで際立ってましたが、でもそこに包容力と優しみがちゃんとあるし、どう考えても一択だなと思うんですけど。
(作品上「フツーはそうだよね、でもさ」と思わせる役回りなんだとすれば大成功の巻。)
百人一首の絡め方はスキでした。
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