Jimmy

股旅のJimmyのレビュー・感想・評価

股旅(1973年製作の映画)
3.5
市川崑のATG映画。

タイトルどおり、股旅(小倉一郎、萩原健一、尾藤イサオ)の3人を中心に物語が進行する一風変わった映画。

音楽が印象的であった。

「19世紀の日本には『渡世人』という者たちが居た」というナレーションで始まるこの映画、序盤でのナレーションが物語を理解しやすくしてくれており、親切なつくり。

「渡世人は『おひかえなすって』の仁義の儀から始まり…」とか、「飯盛り女とは娼婦の事である」などなど。

カメラも「ショーケンの顔の直前を刀が下から上にカスメていくシーン」が素晴らしい。
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