人口爆発、食料危機、環境破壊、資源の枯渇 …
たまりかねた政府はついに「妊娠および出産の全面禁止」を発令。
これに違反した者は「即刻死刑」なんだけど、それでも子どもが欲しいオリヴァー・リード&G・チャップリン夫妻は、密かに掟を破ってしまいます。
官権の追跡をかわし、「安心して赤ちゃんを育てられる新天地」を探し求めるふたりの絶望的な逃避行が始まりますが…
これ以上は書きませんが、この先に待ち受けているラストシーンをテレビの洋画劇場で観たときの衝撃は、今でも忘れられません。
統計によると、この映画が製作された1970年代初頭の世界人口は、およそ37億。
2016年4月現在、その数は73億を突破し、「一日20万人」のペースで今なお増え続けています …
地球、だいじょうぶなのか?
残念なことに、この作品は現在、中古のVHSでしか観ることができないようですね。
「発掘良品」様、よろしくお願いします!