アンタレス

アメイジング・スパイダーマンのアンタレスのレビュー・感想・評価

3.6
成績はずば抜けているが、どこか冴えない少年、ピーター・パーカー。オズコープ社のインターンに紛れ、研究室へ忍び込んだピーターは特殊なクモに噛まれ、大いなる力を手にいれた。
時を同じくして、強大な力を手にいれたもう一人の人物がいた。カート・コナーズ博士。生物学の権威であるコナーズ博士は、自らの身体を使い実験に臨んだ。二つの人智を越えた力が交錯する。


主人公のピーター・パーカーにはアンドリュー・ガーフィールドを、ヒロインのグウェン・ステイシーにはエマ・ストーンを抜擢しリブートされたスパイダーマンシリーズである。
スパイダーマン特有のジョークを交えながらのアクションやワイヤーワークは健在であり、見応えは充分だと言える。
そして、ヒロインのグウェンを演じるエマ・ストーンは最高のキャスティングだった。
サム・ライミ版で登場したヴィランはグリーンゴブリン、ニューゴブリン、ドック・オク、サンドマン、ヴェノム。皆、強さや個性が光るだけでなく、ピーター自身に大きな関わりや影響を与えた人物である。が、今作のリザードは影響が小さく、どうもインパクトに欠けるのが残念だと感じた。
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