わたがし

ハイテンションのわたがしのレビュー・感想・評価

ハイテンション(2003年製作の映画)
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 人を殺す描写がいちいち陰湿で手加減なくグロテスク。それでも殺し方自体は「そんなんで人死ぬのかよ or まだ生きてんのかよ」的ツッコミを入れたくなるようなピラニア3D感。このシリアスとギャグの絶妙なバランス感で人がボンボン死ぬ感じ、作家性だなあ
 音楽と相まってクライマックスからラストまでは内容的にすごく切ないんだけど、映画の構造上はびっくりさせるほうを優先してるので感情が追いつかないという。どういう観方をしようが最後はジメジメとした後悔、罪悪感を味わうことになるという血も涙もない映画。
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