あるぱか2世

モダン・タイムスのあるぱか2世のレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
4.2
「社会の歯車になる」の語源とも言われる一作。

今作の喜劇王は、文字どおり「歯車」になって働く。そしてやたら捕まる。
近代化や機械化に対するシニカルさを込めた笑いは、85年経ったいまでも通じるものとなっている。

全自動とうもろこし食べさせマシーン(仮)と、とち狂ってレンチぶん回す場面がめちゃくちゃ好き。
安定の狂気を前面に感じられる。

「ポストモダン・タイムス」を誰かつくってほしい。
あるぱか2世

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