このレビューはネタバレを含みます
素晴らしかった!
見始めはコミカルでおもしろいけど、サイレント&背景がわからず正直10分で飽き始めてしまって。そこであらすじを頭に入れてから…素晴らしすぎる。
大恐慌時代、資本主義になり機械化が進む世の中への風刺。コミカルに笑いを取りながらチクリと物申すなんて凄すぎる。
赤旗持って歩いてたら、いつの間にかデモ隊のリーダーに間違われてたり。
風刺だけにとどまらず、慎ましいラブストーリーにもなってたり。夜のデパートでふたりはしゃいだり、ローラースケートのシーンは落ちそうでヒヤヒヤ!オンボロ家でふたりでご飯を食べる微笑ましいシーンもいいなぁ。
最後のチャップリンの踊り、曲、聞いたことあったけどこの映画だったのね。“Titina ティティナ”という曲みたい。ステキな映画でした。