りんとん

今度は愛妻家のりんとんのレビュー・感想・評価

今度は愛妻家(2009年製作の映画)
4.0
負けました。
原作・脚本女性なんですね。
不器用な夫の心理描写がとても上手なのでは。監督はセカチューの行定勲。これは素晴らしい映画ですね。セカチュー観たことないのだけれど…

豊川悦二さん、どーしよーもない男を演じておりますが溢れ出す色気。なんですかあの素敵な手。長くて綺麗な指。
惚れないわけがないでしょう。
写真を撮るところが忘れられないよ。
「綺麗だ」「もっと俺を見つめて」
薬師丸ひろ子さんに触れる手が優しくて…
最初の方とか、みぞおちにパンチ入れたくなるほど腹立つー!笑
大体の真実は、前情報でわかっていたのですが、悲しさと切なさで胸を打たれた。
どうして…もう取り戻せない後悔をそんな簡単に乗り越えられないよね。
ああすればよかった、ああ言ってあげれば良かったって何度思っても出来ないんだから。
痛々しい姿って本当に見ていられない。無理してはしゃぐ姿も、ジュエリーをもう一度買ってくる姿も。

クリスマスのシーンはもう…。
言えないけれど、苦しい。
涙がほろほろ。。。

おっさんありがとう。
りんとん

りんとん