Franrose

ミルクのFranroseのレビュー・感想・評価

ミルク(2008年製作の映画)
3.8
たまにはこういう映画も良いものです

アメリカ初のゲイの市長という
知識だけで、評価も高かったので
いつかみたいと思っていました。
アメリカって自由な国って思って
いたけど、いろいろ過去があったん
だなあと普段考えない事も
考えてみることができる作品です。

自分的には観て良かったと
思いました。ミルクという人を
多方面の視点から描いていました。
良い人っていうだけではなく政治
に必要な狡猾な部分も含めて、
でもこの人はいろいろあるけれど
本当にゲイの人権に命をかけて
いたのだなあという事がひしひし
と伝わってきました。

主役のショーンペン上手です。
彼の恋人役の彼も目元も涼やかで
魅力的。それからミルクを取りまく
人物もみな魅力的。最後に本人たち
の写真が出てきますが、
皆そっくりなことに感心しました。

ガス・ヴァン・サントが監督
してたのにも驚きました。
過去の作品よりスマートに撮って
いたような。。それだけ
主題がはっきりしてた役者さんが
たってた、て事なのかも。
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