ミルクのくぅーのレビュー・感想・評価

主人公の趣味嗜好はさておき、全てのマイノリティの自由と人権を守ろうとする闘いには頭を下げざるを得ない…それが40歳からの挑戦に敬服する。
しかし、見終わって思った程に感動しなかったのも確かで、やはり40歳までがスパッと抜けてるからで、両親との関係やそれまでの葛藤をダイジェストであれば、深みも違うのだろう…が、ムーブメントに焦点を当ててるから仕方ないのか。
ショーン・ペンの成りきりぶりは素晴らしく、ジェームズ・フランコらもグッジョブで…久しぶりに正攻法のガス・ヴァン・サント監督もナイス。