瑚海みどり

ミルクの瑚海みどりのレビュー・感想・評価

ミルク(2008年製作の映画)
3.9
自分と違う人を理解する。
お互い様である。

異常とは何か。
正常とは何か。

マイノリティであったら、
それは認められないことなのか。

存在するものは
存在する限りの形があるはず。

ハーヴィミルクの行動は、
世界中のゲイに勇気を与える
と同時に全てのマイノリティであることに
勇気を与えたのではないかとさえ思う。

だが、まだまだゲイであることを隠さねば
生きていけない社会の風潮はある。
西暦2000年を優に超えて、
人間は止まったまま。
時代は変わっても、
人間はなかなか変わらない。
何をしているのか。

ショーンペンが、
最後にはどんどん
ハーヴィミルク本人に
見えてきた。
なんて役者だ。
瑚海みどり

瑚海みどり