1978年、政治家ハーヴィー・ミルクが暗殺され、その犯人が逮捕されるシーンからの始まり…。そこから過去を振り返る。
ハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)元は保険会社に勤めていた。同性愛が市民権を得ていなかった時代に行動を起こした。何度か落選するも後にアメリカ合衆国の政治家、ゲイの権利活動家となる。
クリーヴ・ジョーンズ(エミール・ハーシュ)20歳下のミルクの恋人。カストロカメラと言うカメラ屋をミルクと開業した。
ダン・ホワイト(ジョシュ・ブローリン)ミルクとともに新人で当選した元消防士。ミルクばかり色んな事を成功させていくのにイラつきを隠せない。
他出演者→ ジェームズ・フランコ、ディエゴ・ルナ、アリソン・ピル、ルーカス・グラビール、ヴィクター・ガーバー、デニス・オヘア、ジョセフ・クロス他。
ストレート→異性愛者。
ヒッピー→ 脱社会的な思想や行動に走る。あるいはそういうものを志向する者。
マイノリティ→社会的少数者。
ムーブメント→ 社会運動 、世の中に在る動き、流れ。
賞を沢山とっている作品だったので興味本位で鑑賞してみました。
実話で実際の映像なんかも流れたりしてた。今の時代は偏見も薄まってきて色んな人がいて色んな考えがあるって理解されてきた方だと思うけど昔は違ってたってのが分かる作品。
自分と違う人を受け入れられない人も確かにいるんだと思う。精神的におかしいとか言われてた時代っぽいし、それを変えていこうと努力したってのは本当に凄い事なんだと思いました。
カストロストリートの市長、テープレコーダー、提案6号、デモ行進、誕生日、パレード、犬の糞、同性愛者の教師、レーガン、アニタブライアント、自殺、オペラも印象的。
政治とか思いっきり絡んでる作品だからちょっと疲れる部分もある。生きてる中で苦しみに耐えられない感じとか弱さとかも見えて悲しい気持ちにもなりました。
それでもきっとゲイの人達にとっては特にハーヴィミルクって人は凄い人って想いが強くなる作品ではありますね。
結構古い作品みたいですが演じてる方も知ってる!って人がチラホラ。「グーニーズ」や「メンインブラック3」なんかのジョシュ・ブローリンや「ターミナル」や「ローグワン」のディエゴ・ルナなんかも出てた!。ショーン・ペンの作品は、あまり沢山は見てませんが「アイアムサム」なんかはとても印象的で凄い俳優さんですね。
でも、実際はゲイじゃないとしたら俳優さんも大変だなぁと思いました。