このレビューはネタバレを含みます
すっかり黒沢監督の虜になってしまった
今まで見てきたのはどっちかってっと不穏なラストが多かったけどこれは全体的におちゃらけもありつつすこしだけラストも前向きな印象がある
観ながら「あっ」とか「え?!」ばっか言ってた
結局ほんとにドッペルゲンガーに会ったオリジナルは死んじゃって、、
特典映像のカットされた幻のシーンで、ドッペルがオリジナルを看取る前に言う「まかせとけ」からラストで機械を崖からおとしちゃうところを見て思ったのは
誠実な「まかせとけ」だったら「金儲けとかそんなことのために作ったんじゃない」っていうオリジナルの意志を尊重して、意志と機械とを心中させてあげたようにも見えるし、「(あとは俺の好きなようにするから)まかせとけ」だとしたら、欲しがっていた「金と女」が手に入って、機械なんて邪魔だから面白おかしく呆気なく処分したようにも見えるんだよな、、、
遺体を乱暴にポイしてたから後者の理由のが強い気もするけど
どっちだとしてもちょう好きだ
エンディングの振り切った感じも大好き
どこも配信してないし円盤買おうかな
追記:レンタル返す前にもっかいみた ドッペルのほうの役所さん楽しそうでこっちも嬉しくなる
ほんとに買おうかな