highland

くじらのhighlandのレビュー・感想・評価

くじら(1952年製作の映画)
3.8
多重露光、セル、透過光による嵐のビジュアルはこの時点で既に完成形を見ている。影絵のような抽象的なキャラクターで、観念としての欲望を体現。平面的な絵のセンスがないと出来ない作画。人物が折り重なってるシーンとかすごい。
細かくカットを刻むダブルアクションのような編集や、ポン寄りの技法をアクションの強調として使っており、既にこのような見せ方をしてたのかと驚く。国産アニメ初のレイプ描写があるアニメでもある。
highland

highland