久々にDVDで鑑賞。
好きな映画を3つ挙げろと言われたら必ず入る一本。
私も同じくこういう世界が夢です。メガネの言う「衣食住を保証されたサバイバル」って最高です。
好き過ぎると逆にレビューが難しいんですが、何度観ても見飽きるということがなく、凝った画や演出に心酔するばかりです。冒頭の荒廃と陽炎と戦車、水溜まりの反射や風鈴が並ぶ路地など子供の頃に受けた衝撃は薄れません。タイトルの出るタイミングも毎回シビれます！
さらに脚本もしっかり面白くて、芸術性と娯楽性のバランスが抜群に良いという傑作。
2021.10.30
押井守映画祭で初の劇場鑑賞。感無量でした！
当時のアニメーションは３〜4ヶ月くらいで製作していたそうで(！)監督が4日くらい寝てなくて帰ろうとした時に魔がさしてスタジオに顔を出したところ「よく来た！色塗り手伝え！」と言われてそこからさらに数日帰れなかったそうですw色塗りというより流し込む感じだったとか。
１ヶ月に2〜3日しか下宿に帰れない人がゴロゴロいて、みんな泊まり込んで仕事してる今では考えられない現場だったそう。それでも「実写版はみんなでドタバタしてれば何となく撮れちゃうけど、アニメーションはアニメーターや関わった人間が死ぬ気でやらないと完成できない」と言っていて、なるほどそうかも…と何故か納得した。
