はま

ペイバックのはまのレビュー・感想・評価

ペイバック(1999年製作の映画)
3.4
続けてメル・ギブソン主演作。こちらは1999年、少し渋さも出てきつつまだまだカッコいいと可愛いなメルギブ。

『ペイバック』のタイトル通り、復讐がテーマの作品なだけに全体を通してダークな雰囲気でしたが、じっと見つめたり影から覗く瞳の存在感が際立っててハマリ役な作品でした。

【妻と相棒に裏切られ、手に入るはずだった金を失ったポーター。瀕死から復活した彼は、心と体の傷を癒すため復讐を始める。】

めちゃくちゃ分かりやすい復讐劇。展開も難しいことなく最後まで進むので、非常に観やすい。
それに主人公ポーターが終始スマートで、観ていてカッコいいのも面白さの要因。

ストーリーを冷静に考えると道理的にはなんともアカン作品のような気もしてますが(笑)、スッキリ面白ければそれでいいのです。って感じ。

これ系の洋画は女関係が後々ウザくなってくるパターンが多いけど、今作のマリア・ベロはその点、メインストーリーに絡みつつ控えめで良きかな👍
あと彼女の飼ってる犬も🐶👍


スマートに、そして執念深く全てにケリをつけていくポーターに対して「なんでこんな"はした金"のために…」ってずーっと思ってる組織の上の人間たちが滑稽で面白かったです。

金額じゃないんだよ、取り返すという行為に意味があるのだよ。
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