マンダレイの作品情報・感想・評価

「マンダレイ」に投稿された感想・評価

いにょ

いにょの感想・評価

3.8
2017年82本目。

ドッグヴィルほどの衝撃は無かったけどすげー引き込まれた。ストーリー展開が面白すぎるし、人間の言動の描写に引き込まれる。前作が前作だけに、ラストがまさかそっちに行くとは思わず予想を裏切られた&何とも言えない気持ちに。後味の悪さはやはり最高。こういう映画をもっと見たい。
狂言を観てこの映画を思い出した。脳内で補完するイメージについて、しか思い出せないけど
犬

犬の感想・評価

3.6
規則

1933年、ドッグヴィルを後にしたグレースは、父親とともにアメリカ深南部の大農園マンダレイを訪れるが、そこには廃止されたはずの奴隷制度が残っていた
グレースは奴隷たちを解放しなくてはならないという使命感に駆られて行動に出るだが……

黒人社会

前回ほどの驚きはない
いくつかの社会問題を描いてます

前と同じ舞台感
世界観は相変わらず良い
砂とかスゴかった

ブライス・ダラス・ハワードのショートカットも好き
ベッドシーンはなかなか
自由ってなんだ、?正しさってなんだ?
グレース、なんかどこか偽善的になってしまうよなぁ、

踏み込んで自分の純粋さと無知さに翻弄されるのみ。

その渦の中にいるからこその価値観もある。なぜ現状にあるのかをまず見つめるべきなのかも、
奴隷解放宣言から70年、未だに黒人を奴隷として扱ってる村“マンダレイ”にたまたまたどり着いたグレース(『ドッグヴィル』の主人公)が、彼らを自由にすべく奮闘する物語。

ラース・フォン・トリアーといえば、斬新な手法と斜め上をいく展開で、観客はおろか、演者の神経を逆なですることで有名。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でタッグを組んだビョークと仲違いしてることを公言したり『ドッグヴィル』の続編である今作にニコール・キッドマンが出てないなど、何かと問題ある監督であるが、とはいえ、型あるから型破りというように、そもそも物語を紡ぐことに関しては上手い人だなとは思っていて、その感じが『マンダレイ』にはよく出ている。

ひとつの村を解放して、自立させていく女性のはなしということで、前作に引き続き、白い線で描かれただけの箱庭世界で繰り広げられる「シム・シティ」。黒人が奴隷から解放された!じゃあ、そのあと彼らが暮らしていくためにはどうすればいい?というシミュレーションを写し続ける2時間12分。

次々に起こる問題を突破していくというシンプルさに黒人奴隷問題をぶつけることでエンターテイメントとして昇華。あいもかわらず価値観がひっくり返るラストはまるでロバート・アルトマンのようだが、シニカルではなく、もっともっと残酷で強烈。

特にそのラストを際立たせているのが、イザック・ド・バンコレ。彼のフィルモグラフィをまるまる活かしたようなキャスティングがとにかくお見事。

トリアーのアメリカ3部作として作られているのだが、その肝心な3作目がまだ出来ていない……
たまを

たまをの感想・評価

3.3
エンドロールがとても良かった。
映画でやる必要はあるのか。
ドッグヴィルの続編。
自分たちが当然のように受け入れている民主主義や議会制、多数決方式などが、必ずしも最善で最良な手段とは言えず、場合によっては共同体を崩壊へと招いてしまうということ。
また、多数決はあくまでも決定の手段でしかなく、その決定は正義を示している事とは別問題である事。
更にはある共同体に、よかれと思って介入する事は、善とは結びつかない事も多々あること等、自分たちが当たり前と思っている事を疑わなくてはいけない問題を沢山提起してくれて、とても考えさせられる良い作品だった。
シゲ

シゲの感想・評価

3.5
ドッグヴィルに続く2作目
ニコール・キッドマンがよかったなぁ…
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