マンダレイの作品情報・感想・評価

「マンダレイ」に投稿された感想・評価

問題作『ドッグヴィル』の続編。
前作と同様にシンプルな装置と床にひかれた線のみというセットのなかで、アメリカという国の偽善との民主主義の矛盾をえがく思考実験。

『ドッグヴィル』にくらべてそのテーマも意図もきわめてわかりやすく完成度も高いのだが、そのぶんものがたりの抽象度は下がり、トリアーらしくもなく「そのまんま」な映画ではある。
あのフォン・トリアー監督作品だけど、ここまで黒人がコケにされる映画とは。誤解を受けても仕方ない。
それでも前作ほど過激ではない 笑
tomo

tomoの感想・評価

3.4
過去鑑賞
「ドッグヴィル」の続編。前作ほどの過激な描写ではないものの、扱うテーマは人種差別の話で、ここまで核心をつくかというくらいタブー的な内容でなかなかの問題作かと。物語自体はシンプルなセットの中で会話を通して進んでいくが、性的な描写でもかなり踏み込んだ内容あり。人間の本質的な部分(そして共感できてしまうくらい本質的)を今回もだいぶ抉ってくる。
NORIDAR

NORIDARの感想・評価

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ドッグヴィルの正当続編!

観客全員が"どうせ地獄なんだろうな…"と思って見始める映画なのがすでに笑える

ただ前作で重過ぎる過去を背負っちゃってるので今作の彼女はどうしてもライトに。(演出も同じな分斬新さも特になしなのが残念)

全然面白いけどね!前作が凄過ぎた

このレビューはネタバレを含みます

前作ドッグヴィル同様に床に白い線を引いただけの世界観は独特で面白い。
グレース役のブライスダラスハワードは前作のニコール・キッドマン程のインパクトは無いが中々の熱演で見応えがあった。
アメリカ批判として興味深い内容だった。ラストでグレースがたいまつを持った黒人達から逃げるという結末が皮肉が効いていて良かった。
PAPERBAG

PAPERBAGの感想・評価

3.7
ドッグウィルの続編だと知らずに鑑賞したが、開始1分で完全に続編だとわかる露骨なセット撮影。
このセット撮影、作品の寓話感を高める以上に、なんともアイロニーに満ちていてイヤらしい。
内容は奴隷制度批判に加えて、人間にとっての自由=不自由を描くが、トリアー監督にしてはわりと普通のテーマで、斬新さは薄めだ。
だが作品全体に立ち込める「何か嫌なことが起こりそう感」はやはり健在で、観ていてとても居心地が悪く、つまりそれが良いところだった。
同じ手法で描かれている続編という点でどうしてもドッグヴィルと比較してしまい、衝撃度は少ない。但し終盤の展開は巧妙なのは、さすが トリアー監督。
あける

あけるの感想・評価

3.5
(公開当時に観てます。記録)
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