いままで観てきた時代劇の中でいちばん人を斬った映画
市川雷蔵ひとりで150-200人くらい斬ったのではないか。ライトセーバーでもここまでは斬れないだろうというくらいに、ばさばさと人がナマスにされて…
武家の体面とか藩の面目とか、今ではなんとも空しいものだけど、封建時代には何よりも優先されるものだったんだろうな。裏切りと度重なる不幸とで個人が潰されていく、その悲しみと怒りがラストの大立ち回りで爆発…
>>続きを読む「貴様(小布施拓馬)が背後から斬るような武士でないこと俺は信じる。弟伝七郎殺害の下手人、貴様ではない。その証拠をこの目でしかと見た。しかし俺にも武士の意地は捨てられん。岩代藩の武士の面目にかけて 斬…
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水無月藩士小布施拓馬が淡々と全てに裏切られていくお話。ノワール的な雰囲気のなか凛然たる平三郎がカッコいい…。
敵のもう片方はどこ行ったのかとか、穴もある筋立てでしたがラストの殺陣が凄すぎました。キ…
阪東妻三郎の雄呂血と比べると殺陣も脚本も見劣りする。
ラストの殺陣は見事だが、雷蔵のはリアルになりきれない優雅さが残っているのが逆に足を引っ張っていないか?
市川雷蔵の殺陣の集大成と言われる本作だ…
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陰惨な話で、何とも言いようがない…。
最初、これは『ある殺し屋』の雷蔵、と思ったら、前年の作品だった。まるであの主人公にはこんな過去があったのか、と思わせるような話。許嫁と桃の節句を祝う幸せな時も…
とにかくラスト20分の大殺陣がすごすぎてすごすぎて。
約200対1という意味不明な死闘ながらそれを見事やりきる謎の説得力。最初は苦笑しながら観てたのに呆気。
はしごや戸や縄が襲いくる息もつかせぬ立…