タコさんウィンナー

宝島のタコさんウィンナーのレビュー・感想・評価

宝島(1950年製作の映画)
3.2
少年が商船と海賊たちのお宝争奪戦に巻き込まれるお話。
古い映画ですが、比較的テンポが良くて見やすいです。
シルバーという男が魅力的なキャラクターをしていました。彼を中心に裏切りまくりのストーリーが展開していく後半は結構おもしろいです。ひどいところもあるが憎めず、完全に悪いやつではない悪党。そういう人物が少年と友情をはぐくむ物語が個人的に結構好みということもあると思いますが。

逆に前半はちょっと退屈かも…。仲間集めとかでもう少し他にもおもしろいキャラが出てきたりしたらもっと楽しめたかなあ、と思いました。

海賊モノのワクワク感と、魅力的な変な海賊キャラは「パイレーツ・オブ・カリビアン」にも通じるものがあるような気がします。

リンゴをナイフでさしてかじりたくなる映画でした!