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ローズマリーの赤ちゃんのbebemamaのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.8
多分、むかし、むかーしに観たはずが、全然覚えてない!
結末だけは、さすがに覚えてたけど、、、

オープニングのタイトルロールの文字がピンクで麗しい字体
まるで、ヨーロッパのおしゃれな恋愛物(ただし悲恋物)みたいなはじまりで、全くオカルトホラー感がない

妊娠してからの緊張感の持続がさすが
あの後は何が起こるわけじゃないし、何か出てくるわけじゃないのに、画面に釘付け
周りの人達も精神を抉るような行動ばかりで、落ち着かない
(ひょっとして、ローズマリーの妊娠中の鬱による妄想?みたいな感じも漂わせてて)

でも、妊婦の立場だと、妊娠中は本当に精神的にも、肉体的にも不安定(悪魔云々関係なく)
お腹に自分以外の命があるって、かなり特異な気持ちになる
なので、昔観た時より、ローズマリーの気持ちが理解できて、より怖い気がする

助けてくれる人から離され、孤立無援
周りの人達に追い詰められて、観ている私達も辛い
段々と追い詰められる脚本が素晴らしい

悪魔崇拝者達がいかにも妖しい雰囲気じゃなく、普通っぽい感じがまた怖い

とにかく、ミア・ファローの表情がいい
途中で短くした髪
大きな目
白い肌



とにかく、ダンナは許しません!!!!!

全くオカルトホラーとは関係ないけど、ローズマリーのファッションが可愛い!
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