ロマン・ポランスキー監督の名作ホラー。
ある若い夫婦がセントラルパーク近くの歴史あるアパートに引っ越してくる。妻ローズマリーは子供を授かるが、アパートの住民に我が子を狙われているのではないかと疑い始める。
♪"La la la la la la la la . . . "♪
評判通りの傑作だった。ホラー映画というより、隣人怖い系サスペンスという印象。妊娠に対する恐怖、母性、不気味な程親切な隣人たち、夫への信頼。疑心暗鬼に陥り、精神が崩壊していく描写が非常にリアル。
最後の最後まで、ローズマリーのヒステリックが原因か、隣人の悪魔信仰が原因かはっきりしないので、どんどんストーリーに引き込まれていった。
ラストカットからその後の展開を想像すると、恐ろしさが倍増する。
撮影で使われた"ダコタ・ハウス"は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが実際に住んでいたアパートとのこと。
"It's alive!.... Don't be scare. It won't bite you."
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