ウタ

ローズマリーの赤ちゃんのウタのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.4
衣裳や小物が凝っている。
この映画はおどろおどろしいホラーの類ではなく、人間の極端な思考に伴う行動の恐怖、精神面での狂気を描いた作品だと思う。

特に女性があの時期に持ち得るであろう「不安定な面」をぐいぐい突いてくる。
誰も信じられず自らドツボに嵌っていく様は観ていて確かに怖かった。
でも一番怖いのは、私はこの家の廊下というか壁だった。
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