ローズマリーの赤ちゃんのhanaのネタバレレビュー・内容・結末

曰く付きの高級マンションに引っ越してきたウッドハウス夫妻。隣人の老夫婦は親切で優しく夫妻は交流を深めていきます。平穏な日々の中、ある日を境に不可解な出来事が起こり始めます。

ストーリーが進むにつれて、今が現実なのか虚構なのか、目の前にいる人は善人なのか悪人なのか、分かったつもりが分からないを繰り返して完全に迷路に入り込みました。サスペンス映画として非常に面白かったです。

中盤に差し掛かるあたりから、ローズマリーの夫の使えなさにイライラを抑えきれず。悩み苦しむ妻の言う事は聞かず、周りに気を配ってばかりいる所が解せない。
味方がいないローズマリーの心細さは観てて辛いですが、そこは母強し。お腹にいる我が子を守るために戦い始める姿は勇ましかったです。

ラストの選択は鳥肌もの。
後味悪いけど、今後もカルト的な人気が衰えなさそうな作品だと思いました。