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ナルコのsmithmouseのレビュー・感想・評価

ナルコ(2004年製作の映画)
3.2
「愛する者にとってお前はスターだ。」
まさかのヴァンダム御本人の登場と熱い喝にシビれた。ヴァンダムさんは無表情な殺人マシーンなんだと思ってた。
この映画に出てくるメンター役は中々堂に入ってる。
勘違いを謝るんでシバかないで下さい(~_~;)。

主人公ギュスはナルコレプシー。
感情が高まると発作的に寝てしまうという珍しい病。そのせいで全く仕事がなく嫁には怒られ、連れ子には舐められる。
しかし、ある日この病気と特技を活かしたうまい方法を思いつくが、それを利用しようとする周りの人間に振り回される。

「ジャン=クロード=ヴァンダムは神だ!」
と鼻息荒いヴァンダム愛溢れる親友の空手師匠(お気に入りは「ダブルインパクト」‼️)、嘘みたいな殺し屋、精神科医に嫁などキャラの濃い人がゾロゾロ出てきて凄くオシャレで賑やか。
オープニングもオシャレ。
夢のシーンは案外少なく、地に足の着いた印象でソコソコ面白い。

なんとなく人生の幸せについて考えさせられる映画。
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