矢吹健を称える会

ブリットの矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

ブリット(1968年製作の映画)
3.0
 タイトルバックがかっこいい。引きずりこまれます。しかし雰囲気だけという感じもする。あの部分があろうがなかろうが物語の理解には一切支障がない。まあタイトルバックはそれでいいのだけれど、困ったことにこの映画そういうシーンが結構あるのである。ジャクリーン・ピセットとホテルのラウンジか何かでイチャイチャするシーン要るか? あと彼女がスティーヴ・マックイーンを叱責するくだりも、そんな理由かよとずっこけるような話である。70年代アメリカ映画のヒリついた雰囲気はあるのだけれど、全体的になんか間抜けである。
 名高いカーチェイスシーンよりは空港のシーンのほうがいいと思う。撃たれた部下がどうなったかよくわからないまま終わってしまった。なにか見落としてたんでしょうか。