ワン

ランボー者のワンのレビュー・感想・評価

ランボー者(1987年製作の映画)
2.0
ベトナム帰りのジョン・スティール(マーティン・コーヴ)は仕事が長続きせず、トレイシー(セーラ・ウォード)との仲もついたり離れたりだった。唯一の心の拠り所、戦友のリー刑事(ロバート・キム)の一家が、娘ひとりを除いて麻薬組織に皆殺しになる。組織の黒幕は、ベトナムで戦利品を自分のものにするためにスティールとリーを殺そうとしたクワン将軍(スーン=テック・オー)。戦地で殺したはずだったが生き延びて、今は街の実力者になっていた。スティールに恨みを持つ彼は、生き残った娘とともに始末しようと刺客たちを送り込む。


マーティン・コーヴは『ベスト・キッド』のコブラ会のボスの人。それなのに強くない。弱くはないが強くない。街のチンピラよりもほんの少し強いぐらい。戦術を駆使して闘うでもなく銃を構えて闇雲に突っ込んでいくのでカタルシスを感じない。
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