弟役のヴィゴ・モーテンセン
無邪気さと
暴力的な一面と
役にハマりすぎていて
ゾッとするほどだった
この役を
ショーン・ペンが演じたら...
それもイメージできるほど
この作品はショーンの
魂が吹き込まれていた
ベトナム戦争帰還兵として
PTSDを発症している
それだけでない
人の脳に巣食う闇
兄弟の愛を持ってしても、
追っても追っても
捕まえられない
破滅的な何か
薄気味悪いインディアンが
画面を横切る
女性達
(ヴァレリア・ゴリノ
パトリシア・アークエット)
の包容力が
殺伐とした画面を
愛で包んでいた