ハッピーカート

ドクトル・ジバゴのハッピーカートのレビュー・感想・評価

ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)
3.5
愛する妻と話してる最中の医者が、嘘をついて愛人の所に向かう。
60年代には、衝撃的な内容。
アラビアのロレンスは本当に暑そうで、こちらは本当に寒そう。
デビットリーンは、品格と詩的なセンスが優れた監督。。
それにスケール感と雰囲気。
作り物っぽく見せないのが、監督の才能なんだな。
冒頭少し長いが、オマーシャリフ登場から引き込まれる。
美術が凄い。
ロレンスは砂漠、戦場に橋はジャングル、旅情はベニスだったが、ドクトルジバゴでは、ロシアの街と大地を見事に表現。
ララのテーマの最初が意外な場面だった。
こういう名作に出演できた俳優は、百年後にも観賞されるから幸せだよね。