orixケン

醜聞(スキャンダル)のorixケンのレビュー・感想・評価

醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)
4.0
実質志村主演映画。三船が映画の中で言っていた悪い人間でなく弱い人間というのをしっかり演じていてさすがだった。映画興行として主演とされていたんんだろう三船は抑えた演技。まだ若いからなのか抑えた演技では三船の良さ出てないようだった

最後の三船の弁論の時にしゃべっているところで志村の表情見たかったのと裁判している内容が刑事事件でもなくそれほど大きなものでもないのでカタルシスもそれほどなかった。でも恐らくほぼ悪人か落伍者ばかりが集まるクリスマスの日のキャバレーで生まれ変わると誓いながら皆で涙流しながらの蛍の光はよかったし志村演技もいいし良作だと思った