ひゅうどんこ

醜聞(スキャンダル)のひゅうどんこのレビュー・感想・評価

醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)
3.6
 失うものがなくなると、湧き出る底力は凄いもんで、この作品の蛭田弁護士然り、「生きる」の渡邊市民課長然り。だから最後にはお星様になれるんですよね。ただし、生身の人間としては散ってしまいますが。
 クリスマスに帰宅して、硝子越しに目線が左移動するシーン。ダメおやじの心中解ったアナタは、私も含めてお星様なれるよう、来年こそ頑張りましょう。