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ジュラシック・パークのぉゅのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)
4.0
1993年? 鑑賞
幼き私は、父に連れられ、父の観たかったこの作品を観た。
幼き私には設定もストーリーもなぜ主人公たちが追っかけられてるのか理解不能。ただ恐竜はすごいけど、怖くなった。ってことと、字幕が初体験、テレビは吹替なのに、こんなものがぁって思った。幼き息子連れて、字幕版に行く父を軽蔑。
大人になって、この作品が触れられる機会もあり、設定(恐竜はなぜクローン化できたのか?)が理解できた。もう一度、この作品と向き合わねば...

205

‘20.02.18 BS日テレにて鑑賞

・冒頭からのガツンと一発の恐怖!恐竜の目にインパクトと衝撃!よくまあこんな作品を小学低学年の息子を連れて行ったなぁ。やはり父は自分中心だ(亡くなった人を悪くは言いたくないのだが...)!
・ハワイの自然の原風景はいいね。ほのぼのする。冒頭のインパクトもこの後起こるであろう恐怖も!ちなみにハワイは「50回目の...」で知る。
・恐竜とのファーストコンタクトは、感動!
・太古に恐竜の血を吸った蚊の化石に残っていた恐竜のDNAから恐竜を復元。知っていたが、より詳しく学習。あの説明のVTRがわかりやすかった!
・卵から孵化する小さな恐竜はかわいいかった。のび●の恐竜(の予告編)や、キョウリュウジャーのガブティラを思い出した。
・不穏な空気感。恐怖の前兆か?
・徐々に押し寄せてくる恐怖感。あのコンピュータールームの会話。“故障”とか“人手不足”、”君のミスは...“とか。
・トリケラトプスが... ヤバい!色んな意味で!
・なぜか起こる嵐。まさしく恐怖を表している。周りがより暗くなり、雷の音も相まって、より恐怖感が増す!音楽も暗くおどろおどろしい...
・嵐の中の羊の鳴き声。まさしく緩急だ。
・水の振動からの恐怖のカメラワーク。恐怖感、倍増!あっぱれです!
・前の車がピンチ!咄嗟に閃きで発煙筒を!そこからの●イ●が壊され、そこからの恐怖だ。しかも一飲み...
・ケーブルのシーンもハラハラ!●が落ちてくるぅ、って!
・あのおデブの人、あの恐竜に暴言なんて吐くから、倍返しの洗礼を受けるのさ!
・車に残された息子を助け出す父。なんて勇敢なのだ!余計にそう思うのは、なぜ?why?
・怪獣や妖怪にもいい奴はいる。それは恐竜も同じ。家族3人のシーンは、ひとときの休息だ。
・まさしく弱肉強食のシーンがあった。そこから...
・高圧電気柵。越えようとする父たち。電気を入れようとする母。ハラハラもの。しかもそこへ奴が... ハラハラの絶頂へ!
・あの肉食暴れん坊恐竜たちは利口だ!ドアも開けるし、ハラハラを煽る煽る。
・家族4人での逃避行は見もの。ずっとハラハラする!化石にぶら下がるシーンは最高のハラハラ。でもいいラストへ繋がった!

この作品は、全生命体の持つ、生命力の強さと家族の絆の作品だったんだ!恐竜を蘇らせた人間は、恐竜の生命力を甘く見ていた。恐竜が襲ってきても、どんな状況でも、人間の生命力も強かった。そして家族の絆も強かった。父は映画に連れて行ってって言う幼き私。おそらくまんが祭り的なものが観たかったのだろうが、父が選んだのはこの作品。恐怖と難解な作品。おまけに字幕... なんてものを選んだのだと思っていた。でも怪獣好き、妖怪好きな私に、この家族の絆や良き恐竜のかわいさを、あのハラハラ感を見せたかったんだろう! ...んな訳はない!字幕とか、そういうのは気にしない!自分の観たいものを選んだはずだ。父はそういう性格だ!自己中心的性格なのは知っている。しかも、モンスター系の作品好きだし。

205改(20-49)
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